ジェイゾロフトについて・2 [通院記録&処方薬]
先日、ジェイゾロフトに関するエントリを挙げましたが、
7/22付の朝日新聞でこの問題が取り上げられたそうです。
web版にも記事がありましたのでURLを載せておきます。
・抗うつ薬、説明に「矛盾」 医師団体が質問状
http://www.asahi.com/health/news/TKY200607210648.html
また、(社)日本精神神経科診療所協会からも同日付で理事会声明が出されていました。
興味のある方は読んでみてください。
(先日のエントリからリンクをはっています)
薬の認可に国家間の複雑な問題が絡むとしても、
海外ですでにシェアを取っているとしても、
あの冊子の文章を読んだ時点で私が感じたのは
「私のような患者と、その苦しみを軽減させる努力をしている医師を軽視していないか」
ということでした。
(...では誰が重要視されているのでしょう?)
あの1ページ目の注意書(その後の内容とまったく矛盾してしまう)
あれさえ載せれば認可が下りるのか、と思うとなんとも悲しい気分になります。
私という小さな立場から見れば、
国はどうせ指導するならもっと徹底的にやっていただきたいと思いますし、
製薬会社側もいい加減(私からはそう見えるのです)な対処は止めていただきたいです。
どんな薬でもそうですが、
例えば欧米人と日本人が同じ薬を飲んでも同じ効果が出るとは限りません。
また、どんな薬でも良い効果が出れば反面、悪い効果(リスク)も出ます。
ですから、認可前に日本人に対するテストをきちんと行わなければなりませんし、
そのテストデータは結果の善し悪しに関わらず開示して欲しいと思います。
開示した上でのあの注意書ならまだ(?)納得も行くと思うのですが...。
#パキシルの5mg錠が販売されていないことに不満があるので少し力んで書いてしまいました(汗
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