SSブログ

減薬12日目。 [通院記録&処方薬]

夏風邪をひいてしまいました。
風邪の症状がひどくて離脱症状がわかりません。
これは不幸中の幸い?(笑)

10日目に、体がガクンとなる症状が減ってきたと感じ、
同じ日に今度は耳の中の気圧が変わるような感覚を感じるようになりました。
前者がいわゆる「シャンビリ」の「ビリ」、後者が「シャン」なのでしょうか。

もうしばらく様子を見たいと思います。

#その前に風邪を治さないと(笑)


減薬5日目。 [通院記録&処方薬]

パキシルの量を半分にして、今日で5日目です。

ちょっとキてます。

喉の乾き
呼吸のしずらさ
虚脱感
気持ちが落ち着かない
物音に敏感になっている
体の中心が「ガクン」と抜ける感覚

時々辛くなりますが、
別に精神的に落ち込んでいるのではなくて、
薬の(血液中の)濃度が下がってきているからだ、
と考えると気持ちはだいぶ楽になります。
服用初期のあの吐き気だって1週間我慢できたのだし。

あとは、アロマポットをがんがん焚いて、
体操でもして早く寝ようと思います(^_^o


ジェイゾロフトについて [通院記録&処方薬]

薬情報をチェックしなくなって久しいのですが、
先日センセイから「SSRIの新しいのが出たんですよ」という話を聞きました。

それは良いことじゃないですか!と思ったのですが、
センセイは「問題があるようなので、自分のクリニックではしばらく様子を見ます」とのこと。

どんな問題なのだろう?と思って検索してみました。

おそらく、問題になっている薬はファイザー株式会社の「ジェイゾロフト」。
7/7、つい先日認可が下りたばかりです。
国外ではすでにシェアトップを誇る有名な薬らしいのですが。
どうやら薬そのものではなく、製薬会社が作った冊子に問題があったようです。

詳細を知りたい方はこちらのPDFファイルを読んでみてください。
(社)日本精神神経科診療所協会ホームページより
・精神保険福祉関連資料
#現時点では2006.7.5〜2006.6.27の資料が該当すると思います。

私もざっと目を通してみたのですが、これは医療関係者は困惑しても仕方ないと思う内容でした。
海外での実績があるからそれでいいじゃないか、では済まされない範囲ですね。
製薬会社側の誠意ある対応を期待したいと思います。

・ファイザー株式会社のホームページ
#医療関係者ページで添付文書が読めますが、服用・中止については一人で判断はせず、必ず医師と相談してください。

#2006/7/19 内容を若干訂正


パキシルの離脱症状について [通院記録&処方薬]

私が減薬を開始したパキシルについての参考ページを挙げておきます。

離脱症状についてはこのページ内の「■断薬時の離脱症状について」が
とても丁寧に書かれていてわかりやすいと思います。

・こころの診療所 ハタ・クリニック ・・・SSRI「パキシル」の効能と服用方法について

あとは製薬会社の医療関係者向けページで「重要な基本的注意(7)」内に減薬時の症状と注意点について書かれています。
GlaxoSmithKline | 医療関係のみなさま | Paxil

私の場合、パキシル服用開始時の吐き気が酷かったので、
離脱症状もある程度出るだろうと覚悟していますが、
今のところそういった症状は出ていません。

クリニックのセンセイのお話では、
5mgから断薬するのは楽だと思う、とのことなので、
10mgから5mgになった現在が注意が必要かと思っています。


パキシルが半分になりました。 [通院記録&処方薬]

今日は2カ月ぶりの通院でした。
最近、クリニックに行っても時間がなくて処方箋のみお願い、
ということが何度かあったので
先生にお会いするのは本当に久しぶり。

・未だに薬をきっちり飲んでしまう
・でも最近、飲んだかどうか忘れてしまうときがある(そういう時は追い飲みはしていない)
・上記以外は精神的には問題なし

ということをお話しました。
先生からパキシル服用量半減の提案がありました。
現在、私は10mgの錠剤を1日1錠服用しています。
1錠を機械で分割してもらい、半分の5mgを飲むようにする。
※パキシルの5mg錠は日本ではまだないそうです。

離脱症状の心配もありますが、いつかはやらなければならないこと。
職が安定している今のうちがチャンスかもしれない、と思いました。
以前提案を受けたときには不安でお断りしたのですが、
今回は是非!ということでお願いしました。

どうにかうまくいきますように(-人-)

#私が知らない間にSSRIの新しい薬が出ていたそうな。後で調べてみます。


一度だけ提出した診断書

通院開始時の会社を辞め、派遣社員として自宅近くの企業で働き始めた私でしたが、派遣社員を始めて半年くらいした頃から、平日の朝にどうしても起きられない日が出てきてしまいました。

仕事に行かなくちゃ、と気持ちは思うのだけど、カラダが言うことを聞いてくれない。
申し訳ないと思いながらも、体調がよくないということで連絡を入れお休みを頂いていました。
しかしそれでも状況は改善せず、月に4日も(要するに週1日)休むようになった頃、ついに派遣会社から呼び出されました。

いきなりクビを宣告されるかと思っていたのですが、先方は「そんなに体調が悪いならまず診断書を持ってこい」とのこと。
それでクビが繋がるとは思えなかったのですが、通院先の先生に相談をして、診断書を書いていただくことにしました。但し病名は「自律神経失調症」になりました。詳しいことを書いても向こうはおそらくわかってくれないから。

診断書を派遣会社側に渡し、今までの通院経緯などをお話したところ、担当の方が運良く(?)「自分の知り合いにそういう人がいた」と理解を示してくださいました。それから「どうしても辛いときもあるかもしれないけれど、仕事場に迷惑がかかるから週明けの月曜だけはどうにか出社しなさい」と言ってくださいました。正直、休み明けの月曜が一番辛かったのですが、だめだったら次の日休んでもいいんだ、という心の余裕は、それまでの私の症状をだいぶ軽くしてくれました。

普通の職場では、派遣社員ではこうはいかないと思います。通常なら即クビでしょう。私は本当に運が良かったのだと、当時の担当に感謝をしています。
(ただ、その後の「まだ薬飲んでるの?」「いつ頃治るの?」攻撃には閉口しましたが・笑)

余談:ただ、担当には自分からは話しませんでしたが、当時の職場で私は(今思えば笑ってしまうような)対人関係のトラブルを抱えていました(どちらかというと私が被害者)。もしかしたら、担当はその事を把握してくれていたのではないか、などと想像しています。

おかげさまで、その職場で私は3年の契約満了まで勤めることができました。当時の派遣会社担当、それから心配してくださった皆さんには心から感謝しています。


会社に言うか言わないか

会社に言うか言わないかは、人によって、その状態や症状によって判断がだいぶ変わってくると思います。
ここでは、あくまで自分の場合についてのみ書きたいと思います。

私の選択は「言わない」でした。
通院開始時に勤めていた会社を辞めた後、ずっと派遣社員として働いていますが、通院のことについて話したのは1社だけです(後日書きますが、これはやむを得ない事情からでした)。

なぜ言わないことにしたかと言うと、「言う必要がない」と判断したから。
神経症的な症状を抱えていても、日常の業務にはまったく問題がなかったからです。
(強いて上げれば、薬を飲み始めた頃、昼間でもとても眠かったということがありましたが)
支障がないのなら、職場にとってはそれは「ない」ことと同じこと、と考えました。
また、派遣契約という仕事の特質上、それが原因で仕事がなくなることは避けたい、と考えました。

こちらも生活がかかっていますので、その辺は割とシビアに考えていたと思います。


現在の仕事の状況

現在、平日週5日勤務、9時半-18時の仕事をしています。
仕事内容は開発補助。
身分は派遣社員です。

(2006.10.31改訂)


お薬とのつきあいかた

ここでは私の「お薬に対する考え方」と「実際の投薬状況(もう忘れているものが多いのですが、思い出せる範囲で)」を書きます。

まず、お薬に対してどういう意識を持ったらいいのか、ということなのですが、お薬だけで神経症などの病気が治る、という風には考えない方が良いと思います。風邪薬が風邪を治しているわけではない、というのと同じことです。(風邪薬はあくまで症状を軽くしているだけで、症状が軽い間に食事をしっかり取りぐっすり眠ることで、自分自身で治しているわけです)

他の疾患については私は知らないのですが、とりあえず、薬は単純に症状を軽くするだけのものなので、あまり重く考えないでビタミン剤でも飲んでいる気分でいるのが良いと思っています。

どうしても、精神科・神経科に通院している、そういう類の薬を飲んでいるという自分の状況が、「自分は異質なもの、自分は可哀相なもの」という気分に陥りがちになってしまうのですが、こういう気分だと薬依存などにもなりやすい気がするので、あまり深く考えずに薬は飲んだ方が良いと思います。

あと医師の薬のチョイスについてですが、自分のことを思い出してみても、知人で通院歴のある人の話を聞いてみてもよくわかるのは、「一度でその人に合う薬が見つかるわけではない」ということです。
同じ病名で診断されている人でも少しずつ違う症状がありますし、医師は患者の訴えを元に処方をしますから、症状や訴えによって、同じ病名の患者でも違う薬が処方されるのが当たり前、の世界なのです。
また一人の患者を見ても、時期によって状態が変わることもあるので、お薬を変える場合もあると思います。

訴えがうまくできない患者さんに合わない薬が処方されてしまう場合もあります。その場合はきちんと医師に伝えなければ医師側は薬が効いているのかどうかわかりません。
副作用が強すぎて辛い場合もきちんと伝えた方が良いと思います。
初診のときにはお試しの感じで基本的な薬をごくごく少量処方され、その後患者の様子をみながら、合う薬に少しずつスイッチしていく感じになります。

●ちなみに私の場合…約5年間での移り変りです。

ソラナックス0.4ml×3(1日3錠という意味です)、
レンドルミン×1(就寝前)
     ↓
ソラナックス0.4ml×3、アモキサン×3、レンドルミン×1
     ↓
ソラナックス0.4ml×3、デプロメール25ml×3
     ↓
(なんだかこの辺が記憶が曖昧。)
     ↓
ソラナックス0.4ml×2、パキシル20ml×2
     ↓
ソラナックス0.4ml×2、パキシル20ml×1(夕食後)
     ↓
ソラナックス0.4ml×2、パキシル10ml×2
     ↓
ソラナックス0.4ml×2、パキシル10ml×1(夕食後)

とにかくもう、飲んでみて、先生と相談をしながらしばらく様子を見て、場合によっては量を調整するか別のものに変えてみるか、このくり返しです。
めんどうに思えるかもしれませんが、自分の状況を自分で観察することの訓練にもなったと思います(ちょっとこじつけかな…)

【現在もらっているお薬の詳細-薬局でもらった説明書より】
パキシル錠10mg
帯紅白色の錠剤です
夕食後1錠
(薬のはたらき)気持ちを楽にして意欲を高める薬です。気持ちを安定させる薬です。パニック障害の治療薬です。
(注意事項・相互作用・副作用など)アルコール類は、薬の作用を強めることがありますので避けてください。眠気やめまい等をおこすことがありますので、車の運転や危険のともなう機械の操作等は十分に気を付けてください。他の医療機関で診療を受ける場合は、このお薬を飲んでいることを医師または薬剤師に必ず伝えてください。室温で保管してください。

ソラナックス0.4mg錠
白色の錠剤です。
朝・夕食後1錠服用
(薬のはたらき)不安や緊張を取り除く薬です。心と体の調子を良くする薬です。
(注意事項・相互作用・副作用など)アルコール類は、薬の作用を強めることがありますので避けてください。他の医療機関で診療を受ける場合は、このお薬を飲んでいることを医師または薬剤師に必ず伝えてください。室温で保管してください。

(2004.5.16 細部修正)


クリニックってこんなところ

クリニックは駅から5分ほどの、小さなきれいなビルに入っていました。クリニックの中も非常に雰囲気が良く、待合室にはソファと本棚があり、いつも小さな音量でオルゴール曲が流れています。

私が通院しているクリニックは基本的に予約は不要です(※)。が、こういうところでも初診は電話で時間を約束した方が良い感じです。
※2003年当時。現在は初診は曜日が決まっており予約も必要です。

何故かというと、初診は(当たり前ですが)最初にいろいろな情報を集めたりしなければならないため、時間がかかるので前もってわかっていた方がいいから。

初診のときには、健康保険証を渡し診察券を作ってもらったあと、A4紙1枚の調査用紙のようなものを記入し、それをもとにクリニックの方(先生ではない)のプレインタビューのようなものを受けました。
内容は…自覚症状、生年月日、家族構成、最終学歴、趣味、運動はしているかなど だったと思います。

先生ではない方に「どんな風にお辛いですか?」と聞かれてとまどったのですが、先生ではないにしろ、この人もクリニックの人、この人に話せなかったら先生に話せるわけがない、と思って開き直って簡潔に説明をしました。

で、そのあとしばらく待って本物の診察です。先生はとても落ち着いた感じの方で、うなづきながら私の話を聞いてくださいました。自分の辛い状態を、きちんと他人に話すのは初めてだったので、感情が昂って途中で泣き出してしまったのですが、泣きながらもなんとか話したいことを話しました。でも、本当にこれでいいのか、話したりない、説明したりない感じもありました。

話が終わり、宿題ということで心理テストを次週、答えてもってくるように、と冊子状の心理テストを渡されました。(お薬については「お薬とのつきあいかた」で書きます)

最後に先生が「大丈夫。必ず良くなりますよ。焦らずにやっていきましょう」と言って下さったのが、今でも忘れられません。

その次の週に心理テストを提出し、それからわかる私の当時の状態は「本格的な神経症の1つ手前くらいの位置」であることを聞きました。その翌々週にロールシャッハテストを受け、半月後にその結果を教えていただきました。

そのときには先生がどういう治療方針をとっているのかわからなかったのですが、その頃の状況とあとで先生に「私はこれからどういうことに気をつければ良いですか?」と質問したときの答えを総合すると、

私に合う薬を探す+私の症状や考え方等を把握する
→薬で日常生活での苦痛を楽にする
→薬で楽になっている間にいろんな事を自分の中で整理したり活動したりする。

…ということだったのではないかと思っています。

実を言うと、通院し始めて最初の数カ月は、薬の利き目は感じているものの、なかなか正直に先生に自分のことを話すことができなくて、毎週淡々と話をして終わってしまう、という状況が続き、本当に自分はこれで良くなるのかと疑問に思っていました。先生のアドバイスもピンときませんでしたし。

そのうち、先生に話をすることに抵抗がなくなってきて、いろいろ話をできるようになると少しずつ状態が楽な方に動き始めました。先生が、ときには雑談で和ませてくれたりするのもありがたかったです。

自分が診察を受けるときに今でも心がけていることは2つあります。
1.前回の診察から今日までの自分の心の状態がどうだったかを話す
2.わからないことはできるだけ質問をする
(先生の話に出てくる専門用語や、薬の効き具合や副作用のことなど)

上の1も2も慣れるまでは結構大変でしたが、やはり心のことですので、自分が話さないことには先生も何もわからないと思います。

通院間隔ですが、最初の1ヶ月は毎週、2ヶ月目から2週間おき、4年めから月に1度になりました。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。